1975年グラミー賞プレゼンターを務めるジョン・レノン
何度観たかしれない、大好きな動画。
1975年グラミー賞授賞式でプレゼンターを務めるジョン・レノン。
こんな役は苦手なんじゃないかな・・と思うんだけど、ポール・サイモンもアンディ・ウイリアムスもそして会場全体もジョン・レノン・ワールドの空気に包まれる。
英語はよくわからないんだけど、
なんだか、ジョンが台本を作って、最初からセリフがあって、ポール・サイモンやアンディ・ウイリアムスに言わせている感じがする。ポール・サイモンの絶妙な間の取り方もすごい。。
ジョンは終始ビートルズを意識しているのが興味深い。
「僕はジョン。以前ポールとやっていたんだ。」で、君は(ポール・サイモンに促し、ポール・サイモンは「僕はポール、相棒はアートさ」みたいな感じ(ジョンは楽しそう。)
アンディ・ウイリアムスさえジョン・ワールドに入り込んでいる。(でも何やらポール・サイモンと自分の紹介を真面目にやって、ジョンとポール・サイモンは陰で「真面目にやってるね」みたいに笑っている。英語わからないけどそんな感じ)
アート・ガーファンクルが出てくる間にポール・サイモンに握手しているのは、僕の台本どうりにやってくれてアリガトね。って感じかな~って思う。
アート・ガーファンクルが出てくると勝手にジョージにして、独り言みたいに「リンゴは?」って何か言っている。(ビートルズを意識しているところがなんだか嬉しくなる。)
ジョンがポール・サイモンに「再結成すれば?」「No!」ポール・サイモンがジョンに「君だって再結成すれば?」「No No」みたいなやり取りをしている気がする。
アート・ガーファンクルだけはジョン・ワールドに溶け込めていなくて真面目にメッセージをいい、ジョンは最後に「So serious」って言っている。
グラミー賞という舞台の中で会場全体をジョン・ワールドで笑いのショーにしてしまっているジョンはある意味、素敵だ。
でも本当は慣れない場で緊張していたんじゃないかなと思う。
17th GRAMMYs: Paul Simon and John Lennon co-presenting the GRAMMY for Record Of The Year | GRAMMYs