ジョン・レノンゆかりの地をめぐる軽井沢の旅

ジョン・レノンは1977年から1979年まで毎年夏に軽井沢に訪れていました。そんなジョン・レノンの足跡を追いながら軽井沢をまわってみたいと思っていました。遅ればせながら今年2016年5月に軽井沢に行くことができました。

ハッピー・クリスマス ジョン&ヨーコ

今日、ふと思い出した。


確か1972年にこのシングルレコードを買ってから、毎年クリスマス時期に一人でこのレコード聴いていたなって。


それでいつかこの曲がクリスマスソングの定番みたいになったらいいなって思っていたんだって。


ヘッドホンで聴くと、最初のささやく声が聞こえるからヘッドホンで聴いた。


「ハッピー・クリスマス、キョーコ ハッピークリスマス ジョニー」って聞こえてた。
(本当はジョニーじゃなくてジュリアン)


好きな曲だけど、クリスマス時期しかやっぱり聴かなくて、そして


いつか、この曲がクリスマスに街中で流れたらいいな


って思っていた。夢の夢だよねって思っていた。そんな日がくるはずないって思っていた。そんな70年代だった。


そう、あれからだ。クリスマスソングの定番になったのは。


街中で聞いても嬉しくなかった。嬉しくないから忘れていたんだ。


今、街中でジョンとヨーコの「ハッピー・クリスマス」が流れているのは、あの時の(1970年代の)延長線上にないからって思っているからだ。



だから、街中で「ハッピー・クリスマス」が聞こえてくると、ちょっと悲しくなるんだな。って今日わかった。



So this is Christmas- John Lennon.

10月9日のこと

10月9日はジョン・レノンの誕生日だ。
そして、私の父の命日でもある。今年は父の七回忌だった。


昨晩から今朝にかけて、一羽の鳩が私の寝室のベランダの室外機の上にじっと動かないでいたのだが、もしかすると父が鳩になって私に会いに来たのかもしれないと思った。


この写真は1995年アンソロジーの時にポールとジョージとリンゴが再結集して、「フリー・アズ・ザ・バード」のレコーディングの頃、ポールの家の庭でポールとジョージとリンゴが写真を撮ろうとした時に白い孔雀が突然現れて、写真に納まったという。


この三人の写真には明らかにジョン・レノンが足りない。ジョンだって入りたいはずだ。
白い孔雀はジョンに間違いない。
アルバム「アビイ・ロード」の白いスーツのジョンと重なる。



1960年生まれが私、1940年生まれがジョン・レノン、1930年生まれが私の父、10月9日はジョン・レノンの誕生日であり、私の父の命日、10月9日はジョン・レノンの息子のショーンの誕生日でもある。そして私の娘は私と同じ誕生日であり2月25日でジョージ・ハリスンの誕生日。別に何の関係もないけど、不思議な気がする。


ジョン・レノンが生きていたら77歳。
私はジョンよりも17年も長生きしてしまった。
10月9日に誰もが「HAPPY BIRTHDAY JOHN!」っていうけど、


私の父の命日でもあるからなのか、40歳で突然命を奪われてしまったジョンの無念さを改めて感じて、胸が苦しくなる今日なのです。

ポール・マッカートニーが天才だって思う時

ポール・マッカートニーのことは誰でも天才だって思っていると思うけど、すごく身近に「うわぁ、ポールってやっぱすごいよ。」と思う時がある。


バッハの曲が300年経っても世界中で演奏され、愛されているようにビートルズの曲も300年後も演奏され愛されていると思う。もちろんそのことだけでも天才というに十分だ。「Yesterday」はクラシック風にもジャズ風にもアレンジされ、多くの音楽家がカバーしている。


1962年にビートルズがデビューしてから今まで常に新作を作り続け、今でも世界中を飛び廻ってライブ活動を続けている。凄すぎる。


ビートルズを聴いていると自分もギターを弾いて演奏して歌いたくなるものだ。バンドを組んでビートルズを体感してみたくなる。バンドは無理でもアコースティックギターだけでも「Black Bird」なんかを楽しむことができる。


「Black Bird」私もなんとか弾くことはできる。でも一緒に歌うことができないのだ。ギターの旋律と歌のリズムが同じじゃない(言葉で表現さえできない)から全く歌えないのだ。その時、「うわぁ、ポールってすごい!」とすごく身近な感じで思うのだ。


ベースギターを弾きながら歌うことができることが天才だと私は思うのだ。


言いかえるなら、それまでのバンドの中のベースギターの地位を上げた貢献度がすごいと思う。


今はベースを弾きながら歌う偉大なスーパースターのポール・マッカートニーがいるから、ベースボーカリストという名もあるくらいだから、やってみようと思う人がいるのはわかるけど


ポールは最初は本当はベースはやりたくなかったんじゃないかなと私は思うのだ。1950年代頃にベースを弾きながらボーカルもやる人はいなかったんじゃないかなと思う。その頃はベースの旋律も単純でバンドの中でも一番誰もやりたがらないパートだったはずだ。
そんなベース担当になり、そして今までのベースギターを覆すようなベースラインを生み出し、ベースギターを弾きながらメインボーカルも務めるという新しい分野を生み出したという点も凄い。


今現在ビートルズバンドでポール役をしている人はみんなきっと日々練習に明け暮れ苦労していることだろう。歌うにしても高いキーを出すのに日々特訓していることだろう。それでもポール役に徹し、大変な練習をしていることを口にせず、ちょっとミスっても笑い飛ばし明るくビートルズバンドの中でポールを演じていることだろう。


クラシックでいうところのヴァイオリニスト泣かせのパガニーニみたいに、200年後
ビートルズバンドのベーシリスト泣かせのポール・マッカートニーと言われることだろう。


The Beatles - Rain

Bass TAB : Something - The Beatles