ジョン・レノンゆかりの地をめぐる軽井沢の旅

ジョン・レノンは1977年から1979年まで毎年夏に軽井沢に訪れていました。そんなジョン・レノンの足跡を追いながら軽井沢をまわってみたいと思っていました。遅ればせながら今年2016年5月に軽井沢に行くことができました。

リンゴ・スター 福岡公演 行ってきました。


この写真は私の娘が「想い出のフォトグラフ」のイントロを聞いてスマホを構えたらリンゴが指さしてくれた~!という写真です。


とりあえず、2019年3月27日福岡のリンゴ・スターの記憶を書いておこう。


福岡サンパレスから博多駅まで息子と娘と三人で歩きながら、私の頭の中は1980年代前半のディスコミュージックが流れ、中州にあったディスコ「カルチェラタン」を思い出していた。


リンゴのツアーメンバーが奏でる音楽にはそんなあの頃のサウンドがあった。70年代80年代私はラジオを常に聞いている引きこもりだったから、TOTOもサンタナもディスコミュージックも自然に耳に入っていたから、コンサートで演奏された曲のほとんどが聞いたことのある曲だった。


ツアーメンバーはTOTOやサンタナの方々と思って何にも予習していなかった。
かっこいいギターのおじさんがいた。光っていた。ベースも弾いていた。
とにかく楽しそうだった。60代?70代?なのか。
このかっこいおじさんはHamish Stuart 。ポール・マッカートニーのアルバムに参加したり1990年代のコンサートのメンバーだった。
えっ?あの人? あぁ~あの人とこの人は同一人物だったのね。。。



音楽をお客さんに楽しんでもらおうと思う前に自分たちが楽しんでいる感じだった。
楽しいからかエンディングが長すぎる。いつまでたっても終わらない。ジャズみたいだった。
終わるときはドラムのGregg Bissotteがドラムのスティックを高く上げる。これもかっこよかった。これを合図に曲が終わっていった。
そんなメンバーの中にリンゴ・スターが気楽な感じでいる。
ステージとお客さんの距離が近いアットホームな感じ。
コンサートホールじゃなくてライブバーみたいなところにいる感じさえある。
前15列くらいは「ヘイ・ジュード」の時みたいに明るい。照明が自分の顔を照らしてくる。
面白い服を着ていたら、リンゴに突っ込まれる。
面白いこと言ったら、リンゴが返事してくれる。
リンゴは英語を話しているけど、簡単な英語だから、聞き取れて、笑える。
78歳のリンゴは自然体で独特なステップを踏みながら歌い、時にドラムも叩き、時にステージ奥に引っ込む。
元気そうで良かった。


2019年3月27日福岡はポカポカ春の陽気でこの日に一気に桜の蕾が膨らんだ。
きっとリンゴ・スターも桜を楽しんだことだろう。
そんな2019年の3月の終わりはリンゴとともに平和な時を過ごした。

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